藤井フミヤのコンサートに行く

三軒茶屋昭和女子大藤井フミヤのコンサートが行われることになった為、我々夫婦は、自宅から近くのコンサートは幸いと早速申し込みをしていた。

当日はレンタカーを借りて、午前は慈恵医大で首のMRI、そして一度家に帰ってから再び車で昭和女子大へと向かった。
当日会場は超満員、また中年の女性ばかりで、夫は浮いて見えた。

今回のコンサートはバイオリンやビオラ、パーカッションなどのクラシカルな楽器を使ったコンサートで雰囲気が良く、客もおとなしく座って鑑賞しているので助かった。
驚いたのはやはり藤井フミヤさんの圧倒的な歌のうまさであった。
当たり前かもしれないが、声の美しさもさながら声量も大きく、164cmという小柄さは全く感じられない迫力であった。TVで見るのでは分からない歌唱力であった。

コンサート全体が第一章から最終章までで物語調でつづられており、フミヤさんがマイケル・ジャクソン真柄のマリオネットの様な踊りも披露してくれていた。
途中の語りの中でのマイクの不具合も、ユーモアで切り抜けたり、場数を踏んだプロというものはこういうものかと感じさせるシーンもあった。

フミヤさんと言えば絵も非常に上手でニューヨークで個展を開いたこともあるらしい。イケメンだし天は二物を与えているのである。
フミヤさんの曲は3-4曲しか知らないが、知っている曲はどれも思い出深く、とても楽しめた2時間であった。
余りフミヤさんファンは騒がないようであるし、癒されたいときにまた絶対に行きたいと思う。