福井に行く
福井県にてインフルエンサーのイベントがあった為、レンタカーで足を運んだ。
イベントの第一部は市橋正太郎×あんちゃ×しゅうへい×ぽかべ、第二部はキングコング西野亮廣×箕輪厚介という何とも豪華メンバーであった。
東京から福井まで車で移動など無謀に感じたが、夫が私の足の事を気にかけてそうすることにした。最寄りの路線がその日全面運休であり、高速に乗るのに2時間かかり、
また途中で高速を間違えて降りた為、9時間かけて福井に到着した。
福井の宿泊所に到着したが、本当に山ばかりで何もない場所で会った。だが雨の後の緑の香りがすがすがしい、ペンションであった。
近くの旅館の温泉に行くという選択肢もあったが、この日はシャワーのみで夕食を胃取る事にした。
その日は早めに寝て2日目、後援会の日を迎えた。
昼まで寝た後、車で30分ほどかけて会場に向かった。会場に簡単なカフェブースの様なものがあり、そこで昼食の蕎麦を食べたが、これがまた絶品であった。さすが蕎麦処である。
さてイベント第一部。ぽかべさんが主宰してトークセッションが始まった。
第一部は良くも悪くも「なぜインフルエンサーになったか」「どの様に発信していくか」等々、事前に打ち合わせがされたような卒のない、セッションであった。
しかし荒れたのは第二部であるなんと、幻冬舎箕輪さんが泥酔状態で現れたのである。
何倍もおかわりし、「なんかこの店(酒出るの)遅いねー」という始末。また地震が来ているだの何度か連呼した挙句、居眠りまで始めてしまっていた。また途中でトイレにまで行ってしまった。かなり強烈であった。
強烈に思ったのは、我々だけでなくしゅうへいさんもそうであったらしい。
トークセッションの初めに箕輪さんが、「なんか第一部見てたけど、グダグダ能書きたれてるのが居た」と言われ自分の事だと思ったらしい。また今後イケハヤ、はあちゅうなどインフルエンサー単体でやって行くのはもう難しくなる等と言った発言まで出た。
これを聞いたしゅうへいさんは、その日のうちに収入源だったnoteの「インフルエンサー1年目の教科書」の販売を辞め、Voicyで公式にインフルエンサーを辞めることを発表してしまった。またスポンサーなど収入源を次々に切ってしまったのである。
https://voicy.jp/channel/767/51456
箕輪さんの言葉で印象に残ったのは、「勉強は誰でもできる。ただ何かを成し遂げるには、ある種の理不尽さをねじ伏せる必要があり、これは誰にでもできる事ではない」という事だった。(どういう事なのだろう...)
その後懇親会があったが私達はスキップして、宿で食事を取ることにした。
また会場外に箕輪さんがいた為、記念撮影して頂いた。
しゅうへいさんにTwitterで応援のコメント送っておいたが、「僕が甘かったんです」というお返事が...何だかしゅうへいさんのインフルエンサー引退だとか凄い場所に遭遇してしまったなぁという気分で終えた1日であった。
その日は近くの温泉に行きまたまた山の幸たっぷりの食事を終えて就寝。
しかし野菜ばかりで精進料理の様でもある。
翌日、宿の勧めで永平寺と東尋坊に行くことになった。
永平寺はとにかく広いので(全体を廻って1時間半程度)足腰の弱い人にはちょっと難しいと思う。
個人的には先祖供養できている方のご祈祷が見れたのが、とても有意義であった。
しかし祈祷中にも定年過ぎたであろう夫婦がしゃべりまくっていたので、見かねた夫が注意した。
僧侶は皆端正な顔立ちで声に張りがあり、祈祷にも迫力があった。
福井方面に行く方には是非お勧めの場所である。
次に向かったのは自殺の名所で知られる東尋坊である。
駐車場から少し距離があった為、足腰の弱い私には若干辛かった。
やっとたどり着いたが風景はこんな感じ。
ちょっと中に入ってみようとは思えず、1,2分見て戻ることにした。
ポケモンGoで色々出るらしく、観光地として人気も上がっているらしい。
宿に戻ると、永平寺と東尋坊を奨めてくれたおかみさんが、どうだったか聞いてきた。
永平寺はとてもよく、東尋坊は岩が怖くて奥まで入れなかった旨を告げると「あんま気分のいい場所じゃないしねえ」と言っていた。(気分の悪い場所を勧めるとは!)
その日も温泉に行き帰って夕食を食べて就寝した。
翌日朝食を取ると大急ぎでパッキングを済ませ、帰路へと向かった。
行きは9時間かかったので、今回はどこへもよらずに帰ることにした。
家に着きレンタカー屋さんに車を返すと「凄いですね!!1200キロ走ってますよ。これって青森から山口まで本州横断できる距離ですよ!!」と驚かれた。
今回はイベントあり、観光有の充実の旅であった。
運転免許の無い私の為に長々と運転してくれた夫にも感謝である。