パワハラ・いじめに悩むあなたに!!

厚労省の統計によると、年々職場でのハラスメントに悩む人々は増えている様である。
私自身も派遣で多くの職場を転々としているが、弱い立場上そういった被害にあう事は少なくない。(物覚えが悪く、細かいミスの多い私にも原因はありそうだが…)

悪いのは絶対にあなたではない。悪いのは加害者である。パワハラを行う人の特徴として、自分のやり方に頑なにこだわる人、自分が能力があると強く信じている人に多いのではないかと感じる。

もし組織でパワハラにあってしまったら、それは加害者一人の問題ではなく、組織に問題がある事が大半であるので、すぐに加害者の上司に相談するのが望ましい。
大抵、パワハラを行う人物は上への覚えは良い人間が多いと感じる。
組織的に機能している職場であれば、その様なことは深刻に受け止めてもらえて、パワハラに対しても段階的にケアを行ってくれる場合があるため、一人で悩まずに、まずは、話の分かりそうな人に相談するのがベストである。

また、案外大事なのが自分の見方をしてくれる人を見つける事である。
そもそもパワハラを行う人間は、あなただけで無く他の部門や関係者にも迷惑をかけている場合が多い。
そんな人に話を聞いてもらったり、味方になってもらうだけで、ストレスは大分軽減するのではないだろうか。

それでも組織不全や廻りの無理解で職場環境が改善され倍場合は、そんな職場は辞めてしまった方が良い
言うは簡単だが、履歴書に傷がつく、家族がいるなど、そう簡単にはいかないかもしれないが、パワハラを受け続けることにより、確実に被害者は自尊心や自己評価が低くなる。最悪メンタルに来てしまい、長く働くことが難しくなったりしては大変高くつき元もこうも無い。「自分は強いから大丈夫」と思っていても、体は正直に何か不調を訴えてくる。
学校でいじめにあう児童に対し「いじめに強くなりなさい」等と言わず、休ませたり転校させた方が良いのと一緒である。

職場は一つではない。納得のいかない事、嫌でたまらない事を我慢し続けるのでなく、自分の心を大切に、細く長く心穏やかに、人々が働ける社会が実現するのを願ったやまない。