椎間板ヘルニアの新型手術:予後②

以前ブログに記した通り4月5日に、「ヘルコニア」という椎間板ヘルニアの新型手術を受けた。
この手術は椎間板ヘルニア患部に直接針を入れ、「ソルアセトF輸液」なる薬剤を500ml注入しヘルニアそのものを、2~4週間かけて縮小させるという新型手術である。
信じられないような、画期的な手術だが、先進医療では無く健保適応の手術である。
ちなみに、申告しない限りはバレないと思うが、1人に対し、1度しか施術が認めらていない。ヘルニアは再発しやすいので、このあたりが要注意である。
(詳細は以下リンク参照)
http://ir.seikagaku.co.jp/condoliase/information/main/00/teaserItems1/02/linkList/05/link/180723KanjyaSasshi.pdf

予後だが丁度昨日、手術より1か月近く経過したため、診察があった。
結論、手術後3週間程度は、手術前無かった腰痛まで出現し、悪化しているという感じであったし、歩行も困難だったが、4週間目となる今頃は、かなり良くなってきたといえる。1キロほど歩いても、少しびっこを引いているというくらいだ。ただ、腰痛そのものは治っておらず、やってよかったと思えるが、まだ以前の生活は取り戻せていないという状況だ。ご老人で杖を突いている人や、車椅子の人を見る度に、将来の自分に照らし合わせて、何となく悲観的になる日々であった。

先生にその旨説明し、「4週間たったがまだ改善の余地はあるか」との質問をしたところ、「ある」との有り難いお言葉が!!今のままでは、大好きな旅行でもさほど歩けず、やはり不満な生活に変わりは無いだろう。
またベッドに横になって、足を上げる触診もあったが、経過が良くなっているとの事であった。
服用していた薬(リリカ75mg2錠1日2回)も辞めていい事になった。
引続き術後3か月、6か月と診察が必要だが改善されることを願いたい。

毎日寝ている生活から(これが一番良くない)都心の病院に出てきて、ぐっと疲れが出てきた。夫が病院の近くにある中華料理屋に行きたいといったが、体調が優れず(病院に行くと大抵そうである)そのまま家に帰ることにした。

季節は春だが、私にとっては、後もう少しだけ先かもしれない。
しかし確実に春が来ると感じられる1日であった。